エレベーターホールの清掃をしました
9月も中旬になりますと朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。
雨が続く日が多く、夏が終わっちゃったのかなと感じます。
今回は厚木ダイヤプラザビルのエレベーターホール清掃をおこないました。
このエレベーターは、当ビルのテナント関係者が主に使うのですが、以前入居していたテナントが撤退いたしまして、この階の利用者は現在いません。
以前は飲食店がテナントとして入居していたまして、仕込みの搬入などでだいぶ床が汚れています。
油や脂で埃を抱きかかえて汚れた床面を靴であるきますから、その先にありますエレベーターホールまで汚れてしまい、全体的に汚れがにこびり付いてしまっています。
通り一遍清掃しただけではきれいな状態にならない感じでした。
そこで、今回は剥離剤を使用して汚れを落としてしまうことにしました。
剥離剤とは、定期清掃等で定期的に塗り重ねられたワックスを剥がすために使用する強アルカリ性の液体です。
このエレベーターホールの床面には、かなり前のことですがワックスが塗ってあります。
そのワックスの上に油を主とした汚れが積み重なっている訳です。
ですから、家庭用の台所洗剤と同じように、アルカリ性の洗剤でこの油と脂の汚れをきれいに取り除いてしまおうと考えたわけです。
まずエレベーターホールの周囲にマスカ―を使用して養生をしていきます。
養生をし終えたら、いよいよ剥離剤を塗っていきます。剥離剤の量は多すぎず少なすぎず、床面に乾いたところができない様に剥離剤を塗っていきます。
剥離剤がワックスやアブラ汚れと反応して剥離剤がヌルっとしてきます。すぐに擦って汚れを取りたい感情に襲われますがぐっと我慢して、剥離剤が反応しきるのを待ちます。
剥離剤がヌルっとからサラサラになってきたら反応し終えたということなので、ようやく擦り作業を開始します。
ポリッシャーを持ち込んでエレベーターホール全体を丁寧に洗っていきます。次に剥離剤をカッパギを使用して回収していきます。
これを3回ほど繰り返して汚れを完全に落としていきます。
こうして汚れを落としたエレベーターホールがこの写真です。(写真参照)
どうですか?
清掃前の写真を撮り忘れてしまったのでどれくらいキレイになったのか一目で伝えることができませんが
美しく輝く床に比べて古さの目立つ壁・・・・ いやいや独り言です・・・
剥離剤は強アルカリ性ですので扱いには気を使いますが、効果はばつぐんです。
剥離剤は一般ではなかなか手に入りにくい商品ですから、清掃業務を取り扱う業者ならではのやり方ですよね。
本日も無事終了しました。
お疲れ様でした。