剥離清掃で格闘中! ・・・その1
先日、厚木市内のホテルから剥離清掃の依頼をいただきました。
皆さんは剥離清掃はご存知ですか?
剥離清掃とは、床の美観を保つするために、定期清掃でワックスを塗布して床面を仕上げます。
ワックスを塗った床は、大変美しく仕上がります。
しかし、このワックスにも問題があります。
定期清掃によってワックスを塗り重ねていくわけですが
最初の数回は大変美しく仕上がります。
しかし、何回もワックスを塗り重ねていくうちに床面の輝きはだんだん失ってきます。
ワックスを塗っているのになんで?
皆さんそう思いますよね?
例えて言うならこうゆう訳です。
作った料理を保存するためにはラップを器に掛けますよね?
このときはお料理は、はっきりとラップ越しに見ることができます。
この料理を持ち運んだりする際には、こぼれたりしない様に何重にもラップを掛けたりしませんか?
そうすると、お料理が見えにくくなっていませんか? しますよね?
この状態が床面にも起きています。
ワックスを床に一番最初に塗った時が一番美しく輝いて最高の状態です。
2回目、3回目と塗り重ねても輝きと美しさはほとんど変わりません。
私の個人的な感覚では4・5回目あたりからだんだんと暗くなって、輝きが少なくなっていく様な感じがします。
ちなみに、このお客様の床は最後に剥離清掃をしたのが約3年前です。
定期清掃で毎月ワックスを塗り重ねていますので、じつに36回分のワックスの層があるわけです。
この写真を見てもらえるといかにワックスが床を曇らせていたのかがわかります。
さて、この床のワックスを剥離していくわけですが、今回剥離清掃はお客様の都合でテナントの営業時間内にということでしたので、お客様の出入りの関係上、一遍に剥離清掃作業をするわけにはいきません。
そこで、通行の妨げにならない様に少しづつ区切って剥離作業をすることになりました。
区切った範囲を養生して、周りに剥離剤が飛び散らない様にしていきます。
ちなみに、剥離剤は強アルカリ性です。
phでいうと12です。
普通のアルカリ性洗剤の比でない強さです。
アルカリ性の洗剤が手に付くと、手がヌルヌルしますよね?
あれ、皮膚のたんぱく質が溶けているんです。
ごく普通のアルカリ洗剤でそうなんですから、剥離剤を手に付けて放置していたら・・・・・
うーん 想像つきますよね(笑い)
次回に続く・・・
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