空気環境測定の思わぬトラブル

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先日、ある建物の空気環境測定をおこなってきました。

この建物はかなりの広さでして、そのため測定ポイントが多いんです。

まあ、それはいいんですが・・・

 

測定をおこなっている途中にある異変に気が付きました。

それは・・・

照度計の数値がなんだかおかしいんです。

 

当社で所持している空気環境測定機器はワンタッチで測定できて、データの作成までほぼ自動的におこなってくれる優れものです。

ですから、測定を始めてからしばらくは、なんとなく数値を確認するだけで気が付きませんでした。

 

何か所か環境測定を実施しているときにふと気が付きました。

あれ・・・、照度計の数値が下がらないぞ?

 

前のポイントより、いま測定しているポイントの方が明らかに暗く感じるのに、照度計の数値が下がっていかないんです。

それどころか、数値は上がっていく一方です。

試しに、照度計に手をかざして光を完全に遮ってみても、照度計の数値が下がりません。

 

こりゃ壊れてるな・・・・

 

あわてて、空気環境測定機器購入以前に使用してた単体の照度計を使用して計測しなおします。(持っててよかった・・・)

自動でデータ入力してくれる機器を持っているのに、紙に照度計の数値を確認して書き込んでいきます。

その姿は最新機器を使いこなせないオッサンの姿そのものです。

 

測定終了後、原因は何かと確認していると照度計の連結部分の断線だとわかりました。

どうやらコードを無意識に引っ張ったようです。

あーあ・・・ こりゃメーカーに修理にださなきゃダメだあ・・・

 

どんなに優秀な機械でも、使えなきゃ意味がありません。

故障したのは自分のせい

取り扱いには十分注意するように心に誓いました。

 

・・・でも会社で怒られるなあ・・・

お疲れ様でした