市からのお仕事をしていつも思うこと・・・
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
新年早々からブログを更新しています。といっても、ぜんぜん正月らしくないんですが・・・
先日、厚木市の公共施設の定期清掃に行ってきました。
床面の汚れを取り除いて、ワックスを新たに掛けるのですが、床面に付いたヒールマーク(靴でこすった汚れ)がどうしても落ちませんでした。
よく見たら、汚れの上からワックスがけされていて、汚れが閉じ込められている状態でした。
一昨年に清掃を担当した業者が汚れを落とさずにワックス仕上げをしたのが原因です・・・
弊社では、厚木市の公共施設の清掃業務もおこなっています。
このお仕事は毎年入札が行われており、一年間業務を任されてお仕事をおこうことになっています。
厚木市のお仕事は入札で仕事を取るわけです。
各清掃業者が一斉に入札してその中から最低落札価格に一番近い業者が落札することになっています。
厚木市の方針がよく分かりませんが、このところ最低落札価格(これ以下の価格で入札した業者は失格となります)も年々下がっていて、どのような基準で算定しているのか疑問に感じるほどです。
今回からは年間の清掃回数も減りまして、その結果入札価格も低くなりました。
厚木市の予算の関係上少しでも削減可能なところは削減していく方針なのでしょうが、実際に清掃業務をおこなっている我々にその影響が出ているのかなあということがいくつかあります。
まず、年間の清掃回数が少なくなった件、
清掃感覚が伸びたために汚れがひどくなって、清掃作業完了までにいつもより(通常想定する時間より)時間がかかってしまいます。
清掃業務は利益幅の少ない業種ですので、時間がかかると人件費がかさんでしまい、利益が出にくくなってしまいます。
落札価格が低くなりすぎているのではないか?
入札に参加する清掃業者は多数います。景気も関係して、民間でのお仕事もなかなか取れませんので、無理してでも入札をとろうとして通常ではありえない金額で入札してくる業者も多々あります。
そんな業者に引っ張られて入札金額が低くなってきています。
このような金額で落札した業者は、そのなかで利益をだそうとしますから、どうしても手抜きをしてしまいがちです。(すべての業者がそうだとはいいませんよ)
ですから、汚れが完全に落ちていない状態でワックスをかけてごまかすこともありえるんです。
ワックスに閉じ込められたヒールマークの汚れを見て、こんなことを考えてしまいました。
さて、この汚れはどうしたものでしょう・・・
昨年の業者の怠慢を我々がフォローするのか
それともそのままやり過ごすのか・・・・、でもそんなことしたら我々が手を抜いたと誤解されかねないし(いやされるし・・・)
結局ポリッシャーのパッドを交換して、できるかぎり落とせる汚れは落とすこととしました。
これでまた余計な時間がかかってしまいました・・・
お疲れ様でした
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