深夜の貯水槽清掃です
今回は厚木市にありますビルの貯水槽清掃をおこないました。
長い間このビルのメンテナンスを任されております。 ありがとうございます。
今までは昼に貯水槽清掃をおこなっていたのですが、今回はテナントの希望により営業時間終了後におこなうこととなりました。
テナントの営業終了時間は24:00と聞いていたので、その時間に合わせて現場に向かいます。
作業をする旨の挨拶をしに受付に伺ったところ、お客がまだいて1時間ほど終了時間が遅くなるとのことでした。
また、車を普段停めさせてもらっているスペースもお客様が使用しているので駐車することができません。
そこで、離れた場所に停車して、駐車違反にならないように注意しながら手で用具を搬入していくことにしました。
その間に貯水槽の排水も同時におこないます。
手間もかかりますが、丁度の時間つぶしになりました。
貯水槽には既存の照明設備なんてありませんので、照明を持ち込んで周囲の安全を確認します。
今回は深夜の清掃作業ですので一番気にかかるのは高圧洗浄機のモーター音です。
騒音により周囲に迷惑がかからないように民家から一番離れた場所に高圧洗浄機を用意しました。
それでもうるさい場合は、タオルや箱で防音する予定です。
持ち込んだ用具を作業位置に並べて、いよいよ作業です。
マンホールを開けると壁と床が茶色くなっていました。
毎年清掃を実施していますが、一年でこんなになってしまうんですね・・・(上記写真参照)
貯水槽清掃は水洗いが原則ですが、赤サビで染め上っているような状態では、こすり取るのも限界があります。
そんな時は貯水槽清掃専用の洗剤を使用して汚れを落としていきます。
貯水槽用洗剤と壁面・床面にまんべんなく塗布していきます。
しばらくたつと赤サビ汚れが浮き立ってくるのでこれをパット等を使用してこすり取っていきます。
汚れを取ったら、高圧洗浄機で汚れを洗い流していきます。
このとき、洗剤が残らないように十分な水で洗い流していきます。
が、この貯水槽若干傾いていて、排水ピットに水がうまく集まってくれません・・・
仕方がないのでカッパギ(ゴムブレードの付いたホウキ(?)のようなモノ)で水をピットにかき集めて排水させていきました。
汚れた水が全部無くなるまでこれを繰り返します。
ようやく汚れが全部出きったのがこの状態です
最後に消毒液を貯水槽内にまいていきます。
時間をおいて、2回繰り返します。
これで貯水槽の清掃が終了しました。
最後に排水バルブを閉じて、給水を開始します。
が、給水バルブを全開にしても水が勢いよく出てくれません・・・
毎回この貯水槽は給水に時間がかかってしまいます。
貯水槽に水が溜まるのはやくても8時間(!)程かかってしまいますので、現場で待機している訳にもいきません。
一度会社に戻りまして、貯水槽に水が溜まった頃に再び来るようします
清掃後の水の水質検査と正常にポンプが作動するかどうか確認しなければ仕事は終わらないからです
とりあえず会社で清掃作業報告書を作成することにします・・・・
お疲れ様でした。
・・・あ、高圧洗浄機によるモーター音も特に迷惑になるほどではなく無事に終了しました。