白い水が出るのは・・・
9月fも終わりになってきてようやく貯水槽の清掃作業も落ち着いてきました。
しかし今年の夏は暑かった・・・ 例年のように貯水槽清掃作業中に雨に降られるようなことはほとんどなく、ただひたすらに日差しとの戦いでした。
さて、前置きはこのくらいにして・・・、
先日厚木市内のある施設の貯水槽清掃をおこなったのですが、清掃作業班が作業を終えて帰る旨の連絡があってから程なくして、その施設の方から弊社に電話が掛ってきました。
「あのー、御社で清掃作業をおこなった後に水道の蛇口を捻ったら白い水が出てくるのですが・・・」とのことでした。
このような内容の質問は非常によく耳にします。
この質問の答えは・・・・ ずばり、「大丈夫!問題ありません」
なぜ白い水が出てくるのかというと・・・
貯水槽の清掃をするためには、貯水槽の水をすべて排出してしまいます。
このときに送水管内の水がなくなり空気がはいります。
清掃完了して水を張りなおした後に水道水を蛇口から勢いよく出すと、蛇口の内部が負圧となり、送水管内の空気や蛇口の上部から空気を吸い込み、水に溶け込んで小さな気泡となって白く見えます。
水に溶け込んでいる空気が放出されやすくなり、蛇口から出た瞬間に気泡となって現われます。(上記写真を拡大してます)
右の写真はその白い水が出ているときの写真です。
確かにこんな水が出てきたらみなさん不安になりますよね・・・。
そんな時は、コップに水を汲んでしばらく様子を見てください。
これらの気泡が小さいと水やお湯は白く濁りますが、数秒後には徐々に下の方から透明になってきます。
白濁の原因は空気によるものなので、安全性については心配ありませんし、特に対策は必要ありません。
今回もその旨を担当者にお伝えしてご理解を頂きました。
清掃作業班が帰社した際にその旨の連絡があったことを伝えると
「えっ、その件についてはちゃんと報告したけど・・・」とのことでした。
どうやら、お伝えした担当者以外の人が、水の色を見てあわてて電話をかけてきたようでした。
ちょっとした行き違いがあったようです
本日も無事終了しました
お疲れ様でした。
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