ワックスを剥がせばこんなにキレイになるのに・・・
題名のとおりのことなんですが・・・
厚木市内にわたしたちが定期的に清掃をおこなっているビルがあります。
このビルの階段等のお客様が通る部分(共用部)を定期的に清掃するのですが、お客様からの依頼で毎回清掃後にワックスをかけています。
床面へのワックスは、①汚れを付きにくくすること ②美観の向上 ③床面の保護 を目的としてされるものです。
でも、ある程度ワックスを塗り重ねると床面が曇ってきます。レンジで食事を暖めるときに透明なラップを何枚も重ねると中が見えにくくなりますよね?あれと同じことです。(たとえが悪くてスミマセン・・・)
ですから、ワックスを塗り重ねても、②美観の向上 にはつながらなくなります。
以前のような輝く床を取り戻すには一度全部ワックスを剥がしてから塗りなおすことが必要になってくるわけです。
右の画像は、上の写真を拡大したものです。
ワックスを何枚も塗り重ねて(ワックスが)変色してしまった床です。
マルで囲っている部分はそのワックスが剥がれ落ちて本来の床面になっている部分です。扉を開けたままにしておくためにチェーンが置かれていたので、そのために床のワックスが削れたんだと思います。
本来ならこんなに明るい色なんですよね。でも、ワックスを塗っているうちに、本来の床の色を忘れてしまって思い出せないわけです。
ワックスの剥離作業は、定期清掃作業ではすることのできない作業ですので、それなりに時間と料金がかかります。
作業を提案しても、管理会社様はどうもピンと来ない様子で、そのままで良いとの返事でした。
せっかくキレイにすることができるのに勿体無いです。