剥離清掃で格闘中! ・・・その2
前回に続いて剥離清掃のお話です。
剥離剤の飛散防止のために清掃範囲をしっかり養生していきます。
前回も言いましたが、剥離剤は強アルカリ性のため、がべや床に飛び散ったのを気が付かないで放置してしまいますと、すぐに変色してしまいます。
ですから、取り扱いには十分な注意が必要になります。
床面に剥離剤を塗りつけて、清掃範囲前面を剥離剤で覆っていきます。
するとすぐに床面がヌルっとしてきます。
これは剥離剤がワックスと反応して、ワックスを溶かしている証拠です。
5~10分程で化学反応が終えて、このヌルヌルがなくなります。
次に、ワックスを擦り取っていきます。
剥離剤といってもワックスの層が厚いと、一回で完全に除去できるわけではありません。
そこで、このワックス層を取り除くために、人力での作業が必要になってきます。
写真の様なヘラで床面のワックスを削り取っていきます。
このとき、ワックスの塊が大量にでてきます。
ベロベロベローーーーーっとヘラを動かした分だけワックスが削り取れます。
これちょっと気持ちいいです(笑)
次にポリッシャーを使用して残りの細かいワックスを取り除いていくわけですが、その前にポリッシャーでは届かない場所を手擦りで取り除いていきます。
これを怠ると、仕上げの段階でワックス汚れが目立ってしまいます。
美は細部に宿る・・・ 大げさですかね・・・
小さく区切った一範囲で、大まかにワックスを削り取るとこんなに取れました。(下の写真参照)
で、ポリッシャーでの清掃作業ですが、残りのワックスの取り除くのと、床面のすすぎの役割があります。
ポリッシャーのタンクに水を入れて、何回も床面を洗います。
パッドを替えてまた水洗いとしつこいくらいおこないます。
すすぎ水を回収して、最後はモップによる拭き取り作業です。
モップを使用して念入りに拭き取ります。
同じ範囲を3本のモップを使用して念入りに拭き取ります。
少しでも剥離剤が床面に残っていると、床面が化学反応により変色してしまう恐れがあるためです。
それだけ剥離清掃は慎重におこないます。
床面が乾ききったらワックスを塗って完成です。
これもワックスは2回塗って最高の状態に仕上げます。
そして完成したのがこの床です。
我ながら美しく仕上がりました。(ちょっと自慢)
お疲れ様でした
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