工事で階下に水漏れが・・・
当ビルではテナントの新規オープンが連続しています。
そのため新装開店工事作業で、毎日のようにかわるがわる業者が出入りしています。
そんな状況の中で監視室に電話が鳴りました。
電話を受け取ると、今回解体作業をしている階下で作業している塗装業者さんから(ややこしいですね。細かく説明する事ではないんですが・・・)で、天井から水が漏れているとのことでした。
この電話を受けっとったのが夕方で、解体作業が終了する時間です。今さっき解体業務担当者の方から、本日の作業終了の旨の電話をもらったところでした。
こんな状態で帰られたらマズイ! 慌てて現場に向かって、漏水個所を確認して、解体業務責任者の方に会いに行きました。
すると、まさに変える寸前でしたので、慌てて呼び止めて、その責任者の方と階下の漏水個所を確認してもらいました。
ちょうど漏水個所の真上の解体工事をしているとのことでしたので、この工事が原因で間違いはないようです。
担当責任者のお話では、誤って配管を破ったりしない様に注意して作業はおこなっていたということなのですが・・・
今回解体していた現場は防水処理を施してある箇所でしたが、解体現場をみると水が滲み出ていました。
どうやら解体前から配管の老朽化で水が漏れ出していて、防水処理を施した範囲がプールのようになっていたみたいです。
そんな状態であった床を今回の工事で解体しているうちに、振動等で防水が切れて水が階下に漏れ出ていったのではないかと推定しました。
とにかくこれ以上漏水がひどくなると、他のテナントにも影響が出てしまうしまいます。
早急に漏水を防止するための対策を解体業者にお願いして、私たちは漏水個所を突き止めるため、天井裏に這い上がって点検をおこないました。
ライトをあてて見てみると、縦管の外側を水が伝って落ちています。
漏水場所の周辺をビニールで覆って水路をつくり、バケツで受け止める様にして応急処置を施しました。
一方解体業者はポンプを持って来て、溜まっていた水をくみ上げて排水しました。
この効果は、すぐに表れて天井のからの滴下は収まりました。
取りあえずほかのテナントに影響が出ることは避けられました。
それでも安心はできませんので、明日の解体業務開始まで、漏水個所を定期的に点検することにしました。
うーん 夜中に起きてかくにんするのかぁ・・・ 貴重な仮眠の時間が・・・
しかし、ビルメンテナンス業は24時間対応ですから当然仕事の内です。
気を引きしめて、頑張ります!!
お疲れ様でした。