満水警報が・・・
夏のうだるような日差しの中、連日のように貯水槽清掃をおこなっております・・・
朝のミーティングをおこなっている最中に、先日貯水槽清掃を実施した厚木市内の小学校の教頭先生から連絡を頂きました。
貯水槽の満水警報ランプがついている、とのことでした。
電話口でお話を詳しく聞いても状況がいま一つ分からないし、私たちのミスである可能性もありますので、急いで小学校に向かいました。
現場に到着して貯水槽の蓋を開けて目視点検を実施します。
貯水槽の清掃作業前には必ず動作確認をしますので問題はないはずなんですが・・・・
一通り動作確認をして異常がないか確認していくうちにあることに気づきました。
この貯水槽、電磁弁の満水警報の表示する水面と、ボールタップにより給水が停止する水面の位置が非常に近いんです。
この貯水槽では（とゆうか多くの貯水槽では）、給水と停止は電磁弁が優先されます。ボールタップでの給水と停止は二次的なもので、二重の安全装置として機能しています。
今回の満水警報ランプが発行した原因は・・・・
貯水槽の給水停止位置まで水面がきたので給水が停止したが、給水が何らかの理由で完全に止まらなかった。それでも二重の安全装置であるボールタップで止まるのだが、給水警報の水位とボールタップによる給水停止位置がほぼ同位置にあるので、水の落ちる勢いによって波が立って給水が停止するより先に満水警報が鳴ってしまった・・・・
そんな結論にたどり着きました。
その旨を教頭先生に告げて今回は帰ることになりました。
市からの貯水槽清掃のお仕事ですので、弊社の判断で部品の調整及び交換作業をすることができないんです・・・
会社に戻って、厚木市役所の担当課に報告をしたところ、学校から連絡があって交換作業の手配はしてあるとのことでした。
よくよく考えてみれば・・・本来なら、厚木市からこのようなクレーム（？）がくるべきものなのに、何故か（名刺を渡してあったからなんですが）小学校から連絡があってそれに対応してしまった。
対応自体悪いことではないんですが、取り越し苦労をしてしまいました。
今回も無事（？）終了しました
お疲れ様でした
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