ビル外壁からの落下物?

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外壁点検

先日、いつものように監視室で業務にあたっていると、一本の電話が入りました

ガチャ、「はい業務課です」

「こちらは厚木警察署です」

んつ、警察署から電話?

当ビルは本厚木駅北口の目の前に位置してますから、場所がら警察からの問い合わせが少なくないので、今回も何か事件があってその聞き取りかなと思っていました。

その内容は、「通行人から通報があって、御社のビルから何か落下してきた」とのことでした。

警察からは、今回ケガ人が出たわけではないですが、もしケガ人がでたら責任問題ですし、損害賠償問題にも発展します。こんご十分に気を付けてくださいと、電話で注意を受けました。

確かに、当ビルの外壁からの落下物であるならば大問題です。本日出社している社員全員で落下物の捜索をしました。

すると、正面入り口付近に粉々に散らばっている何かを発見しました。

かなりの高さから落下したのか、そのモノは原型を留めておらず、元はなんだったかわかりません。

プラスチックでできた「何か」です。

電材?看板部品?? いろいろ考え推測しますが全然わかりません。

そもそも、ビルの外壁には落下による危険を防止するため、落下するような可能性のあるモノをむやみに装飾することはできません。

法律に引っかかってしまいます。

結局、落下物からは「それ」が何かということはわからなかったので、急遽目視による外壁点検を行いました。

屋上に設置してあるゴンドラを使用して、各階の外壁を丁寧に見ていきます。外壁点検2

時間をかけて点検しましたが、結局落下するようなモノは見つかりませんでした。

点検終了後に、社員全員で集まっていろいろ推定してみましたところ、一つの仮説に達しました。

「鳥がくわえていたものを落としたのではないか・・・?」

鳥がくわえていたものを落として、たまたまビルの前に落下した。高い位置からだったので落下物は粉々になり、それをたまたま見ていた通行人が、当ビルからの落下物だと思った・・・。

点検して原因がわからない以上、そう考えなければ結論がでません・・・・。

またあらためて、外壁の点検をすることになりましたので、結果が分かればご報告します。

何とも不思議な今回の事件でした。