小規模受水槽清掃

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小規模受水槽清掃

今日は厚木市のOビルの受水槽(貯水槽)清掃です。
長年水槽内の清掃をしていなかったとのことです。

こちらの水槽は有効容量は5㎥ほどなので、今までは市からの検査は義務付けられてはいませんでしたか、このたび市の条例が改正されて一年に一度の水槽清掃が義務付けられたため弊社に問い合わせがあり、ご依頼を受けることとなりました。

現場を確認すると、水槽の周りに雑草が生い茂っています。

清掃作業に入る前に、作業道具を置くスペースを確保しなければなりません。雑草をむしって・・・・・・
ようやく除草完了

ようやく水槽によじ登って、マンホールを開けようと・・・・・

・・・あれっ!南京錠がない!!

水槽のマンホールは汚染防止のため南京錠等で施錠することとなっています。
これいつからないんでしょう??

マンホールを開けると・・・・
・・・・うん、予想通りの汚れ具合です

水槽の底にかなりの沈殿物があり、喫水面(水面と壁面の境)に汚れがついています。

水槽の清掃作業に入る前に、作業前の残留塩素値を測ります。
水を採取して、試薬での着色具合を見ていきます

・・・・・ん!ん!ん!
色がほとんどつきません!

水道水は塩素が入っています。
この塩素がないと、雑菌が繁殖して水が腐ってしまいます。
これを防止するために必要最低限の塩素が入っているわけです。

しかし、今回の水槽はこの塩素がほとんど入っていないんです・・・

この場合およそ2つのことが考えられます

ひとつは、水槽の規模のわりには水道の使用量が少なくて、塩素が揮発してしまった
そしてもうひとつは、水槽のどこからか雨水が浸入している

とりあえず水槽の周囲を確認します。

水槽に亀裂がないか・・・・
パッキンが劣化していないか・・・・

どうやら雨水の浸入ではないようです。

ということは、おそらく水道の使用量が少ないために塩素が揮発してしまったのだということでしょう。
この場合は、水槽内の貯水量を今より少なくして、水が水槽の中に留まっている時間を少なくすることによって塩素の揮発をふせぐことができます。

しっかり報告書に書かなくてはね・・・。